第42回県合唱祭に参加

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去る1998年6月21日(日)、新築間もない桐生市民文化会館において第42回群馬県合唱祭が開催された。好評を博した笠懸野文化ホールから早3年、今年はげんの良い東毛場所である。

また、土日にわたる2日間の開催も昨年だけで、今年は再び1日開催に戻っている。我が団は9時半に集合し、発声練習、リハーサル等を軽くこなした後、11時20分過ぎに10番手として ステージに登場。

100人程度の聴衆の見守る中、中曽根女史の指揮のもと、男声合唱組曲「わがふるき日のうた」(作詩:三好達治、作曲:多田武彦)から、” 甃のうへ”と”鐘鳴りぬ”の2曲を堂々と歌い上げた。

音響の良いホールというふれ込みの割には、ステージ上まで声が返ってこないこともあり、やや萎縮した演奏となったか。

途中、1曲目と2曲目との間で、拍手がパラパラと起こったが、これはご愛嬌。2曲目の最後のG-Durが決まらなかったのが心残りだが、合唱祭というイベントに免じて良しとしよう。

今回はトップ2名、セカンド3名、バリトン2名、 ベース4名、計11名という、近年にない心細い状況でのオンステとなった。選曲自体、あまり少人数での合唱に堪えられないものであったので、各団員とも余裕を失っていたのかもしれない。

なお、今後の我が団のスケジュールとして、8月に前橋高校OB合唱団賛助、10月には群馬室内合唱団賛助という重要イベ ントが待っている。

練習の残り回数もあと僅かとなった。悔いのないようベストを尽くし、打ち上げで旨いビールを飲もうではありませんか。

《合唱祭講評》

【清水雅彦氏=合唱指揮者】

 少人数ながら、いつも大人の男声合唱を聴かせて下さる貴重な団。お一人お一人がよく聴き合い、素晴らしいハーモニーを創っています。ブレスの統一がすごい、ということは、音楽の方向付けができていて、責任感があるということです。拍手。時々、保留音が保留されない。音が、緊張感がたわんでしまっています。内声の持続の難しさはよくおわかりのことと思います。でも、それがありつつ、和声が変わりゆく美しさがあるわけです。その美しさをご存知ですよね、皆さんだったら・・・。2曲目、好演ですが、hum. も、もう一つ音楽的に。どのパートも素晴らしいですが、トップの上手さ、すごいですね。皆さんで、これからも素晴らしい時を共有していって下さい。

 

【澤田洋一氏=合唱指揮者】

 男性の特権はいくつもありますが、世の中でだんだん それが失われています。でも男声コーラスをやったらやめられません。その味わいは女声に見られませんね。終わったら先ず一杯やって下さい。そのぐらい美しい響きを聴かせて下さい。立派でした。(音出しはもっと小さく)もうわかっていると思いますが、少人数の難点ですが、ffの出し方は乱れを生じますので、 工夫が必要というより全体を、出ない方に合わせて、レベルを下げてのffを、と言いたいです。でも好演です。(暗譜は先生より団員が!!)

 

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