前橋男声合唱団・強化合宿2011(その2)

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厳しい練習の後は、温泉につかり、ひとときの癒しの時間。小洒落た露天風呂が趣があり、暮れゆく榛名湖を眺めながら夏の到来に感じ入る。

そういえば!練習の終わり間際、室内にも響き渡る大雨が降った。この時期、ここ榛名山では風物詩とも言える夕立の光景だった。その晩の宴会でも第二陣の積乱雲が夜陰に乗じて襲来するのだが、このときはその幕間(まくあい)であったのだ。

さて、ひとっ風呂浴びれば、いよいよお待ちかねの大宴会である。揃いの浴衣で宴会だなんて、久しぶりだなぁ。いや、前男では初かも。今回は、今春以降相次いで入団された竹内大祐さん(T2)と、小室圭吾さん(T1)の歓迎会を兼ねる。

山岸団長の挨拶と歓迎の言葉に続いて、渇いた喉を早く潤したい雰囲気に押された中、中曽根指揮者からの乾杯の音頭で宴会はスタート。

 

冒頭から生ビールの注文の嵐で、ピッチャーボトルが宴席を行ったり来たり忙しい。そして、しばし団員同士の交歓の時間。早くも音楽論に口角泡を飛ばす面々、エロ話に花を咲かせる面々、各所各所で、男同士の宴会での見慣れた飲み風景が展開される。

お時間のある方は、下に掲げる画像で、宴会の雰囲気を想像して下さい。

  
  

途中、先日入籍されたトップの飯島研史さんに、団からお祝いが贈呈された。披露宴は年明けにあらためて行われる予定で、小団としても何曲かをひっさげて、アツアツの二人を冷やかしに出かける予定である!

山岸団長からお祝いを受け取る飯島氏(左)

山岸団長からお祝いを受け取る飯島氏(右)ひゅーひゅー!!

場も和んできたところで、恒例の新団員の自己紹介の時間となる。読者各位には、簡単に新団員のご紹介を。

まずは、セカンドテノールの竹内さん。東日本大震災後、あの計画停電の混乱のさなかに、入団を決断して下さったのだった。自己紹介する姿から、実直で温厚な人柄が伝わってくるようだ。

前橋市内にお住まいで、県内の某独立行政法人のお勤め。元々、広島県の生まれで、かつては名門崇徳グリーでならしていたという。彼の持つ透明感あふれる歌声は、今のセカンドにはまさにうってつけだろう。

竹内大祐さん

竹内大祐さん

次は、トップテノール・小室さんだ。実は昨年5月に一度は練習見学にみえていたが、ご都合で入団を保留されていたが、このほど晴れて入団となった次第。

初のみどり市からの入団者。お仕事はリタイヤされているとのことだ。以前、桐生市内の某混声合唱団にも所属しており、柔らかで力みのとれた高音は素晴らしく、新たなトップの柱として活躍が期待される。

小室圭吾さん

小室圭吾さん

渇望していたテナー系、しかもトップ&セカンドへのワンツー入団は、今までの団の道のりを振り返ると、夢のような出来事だ。これでパートバランスは、上から7-7-8-8となり、団史上初の30人の大台に達したのだ。

先々代団長の小山昌人氏が、不毛のこの上州の地に男声合唱団の一粒種をまいて以来、様々な逆境に耐えながら、弱々しいその芽は、こうして葉を茂らせるに至った。

このように古参団員はついつい感慨に浸ってしまいがちだが、これで終わりではない。今度は花を咲かそう!大輪の花を!

(つづく)

 

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