2009年10月24日(土)通常練習

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話がのっけから主題からそれるのですけど、今年の四月にですね、 ブログランキング3カ所に登録したんです。

以来何度か、そこのローカル部門限りですが、何と1位になることがありました。大変光栄なことだと思っております。

この間、半年ちょっとの間ですけど、これにいちいち一喜一憂しても仕方がないので、 幾分遠巻きにランキングを見守ってきたわけです。

ご存じの通り、ここんとこ二週間近く更新をサボっていましたらね、 あるブログランキングでいつも50〜60位だったのが、 一気に150〜160位あたりに急降下ですよ、急降下。

それでも、毎日アクセスしていただく読者の方は確実にいらっしゃって、本当に頭が下がります。 たいへん、たいへん申し訳ありませんでした。 私が札付きのものぐさ野郎ですので、 なんとか自分を励まして、執筆の励みになればと思案して試しに登録してみたものなんですが、 更新を長期間しないとこういうことになるのねと、今回ばかりは瞠目しました。

当初の目的とは異なり、
「ランキングが上がるにつれて励みとなり、更に頑張る」

「ランキングが急降下して驚き、泡を食って筆を執る・・・」

そんな皮肉な現実となってしまいましたが、私の性格上、そのままズルズル行きがちなところ、 崖っぷちに自らを追い込んでどうにか新しく記事を起こせたのは、 やはりまずは、毎日アクセスしてくださる皆様がいらっしゃったからであり、良くも悪くもランキング参加の効用と言えますまいか。

■場所 群馬県生涯学習センター(音楽スタジオ)
■出席人数22名(T1:4 T2:5 B1:6 B2:7) 出席率92%
■練習内容
1.発声
演奏会一ヶ月前にして、発声に対しどう取り組んでゆくか・・・。 これは、どこの合唱団でも共通の悩ましい問題であります。 直前だからといって、格別な特効薬はございませぬ。 (響声破笛丸?あれは中々良い薬ですけどね・・・)

やはり、基本に返るしかないのです。今までに取り組んできた数多の基本事項の実践です。

我々男声は、女声のように普段の生活発声と歌声発声がガラリと変わらないものです。 だからこそ、元々声の良い人は、喉に頼りがちになるのであり、 逆に、普段の生活に喉開け等の発声の基礎訓練を導入することで、 これをかなり回避することができるはずです。

これからでよいので、喉開けや裏声を生活の一場面に導入してみたらいかがでしょう?クルマ社会の群馬県なら、自家用車で移動中に簡単に実践できます。

Bass系の私なんか、もう、会社での電話応対に使いまくってます。 似たような内容の電話でも、喉を開けるのとそうでないのでは、 相手の反応が多少変わりますので、なかなか興味深いです。

Tenor系の裏声の乱用は、さすがにTPOによるかなぁ。 家族にも、使用の目的に理解を得ないと大変なことになるでしょう。 (TPOをわきまえて、仕事の得意先を失わないように。やる際は自己責任でネ)

2.アンサンブル
合唱祭も終え、この日から演奏会本番に向けスパート!(・・・のはず) そんなとき、私の連絡ミスで、ピアノの上原先生が違う会場に向かってしまうハプニング。 おかげで、ピアノとのセッションが約15分遅れる羽目に。 (上原先生、連絡不徹底ですみませんでした。 そして団員のみんな、貴重なセッションの時間を奪ってしまいゴメン)

息を切らせながら上原先生到着するも、奏でるチャイコフスキーは決して乱れずに、 照り返す眩しい陽射しの中、湖面に静かな波紋が広がってゆくようだ。

上原先生が復帰して4回目の合わせであるが、チャイコフスキー歌曲集の一部については、 合唱が確実にこなれてきていることを、十分に感じることが出来た。

先週の合唱祭の打ち上げで、実はかなり暗譜できていることを確認した数人のメンバーに、 徐々に自信が生まれてきているのではないかと?(マジ?) そして、それが歌の余裕に繋がっているのではと、勝手に推測しているところだ。

やっぱ歌い手に余裕がないと、聴き手もつらいしね。

しかしだ。この日の練習が終局に近づいている頃、事件は起こった。 折しも練習していたのは、苦手意識が強い「石家荘にて」

指揮者が雷を落としたのだ。(怖) それは、先述の私の心理状況と符合する。

好事魔多しの諺通り、団としての歌唱がうまくいってると思い込み始めていた我々は、 曲はおろか、音楽自体をナメ始めていたのだ。 それはちょうど、妙義山の鷹返し辺りの岩稜を装備無しで降下しようとしていたとでも言おうか・・・。

この曲は知っている・・・何度か歌ったことがある・・・等々 特に学生時代や過去の演奏での成功体験によって、思考停止してしまう人達は多い。 とりわけ学生時代の演奏体験は、自らの中で美化されがちだ。

しかし、今と自分と比較してみよ。 学生時代の何とがむしゃらで、何と思慮の浅かったことか。 だからこそ、自らの中で美しく輝いているのだ。

そりゃ歌う曲は同じさ。 だけど、指揮者が、違う高みやルートを目指しているときは、 またこの道を行けばいい・・・と安易に山を登り始めるのが問題であることは、 きちんと思考すれば、ごくごく当然のことであるとすぐに気がつくだろう。

ま、山登りではないから、本当に命を失うことはないだろうが、 歌い手の矜持として、そして合唱団として今日は大切なことを再確認したことになった。

【下の画像はですね、バリトンの私の位置から指揮者・ピアニスト方面を俯瞰したものです】


■連絡事項
(指揮者より)
・次回も上原先生との合わせ。

(事務局より)
・チケット販売枚数調査の予告
・次期演奏機会の日程調整
・次回練習は10月31日(場所は生涯学習センター音楽スタジオ)

 

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