2009年9月12日(土)通常練習

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■場所 前橋中央公民館(46スタジオ他)

■出席人数14名(T1:3 T2:4 B1:4 B2:3) 出席率58%

■練習内容 1.体操〜呼吸〜発声練習
Tenor系強化を始めつつある。とはいえ、ローマは一日にして成らず。 当面は、第5回演奏会を見据え、即効性の高い訓練に比重をかけてゆく。 当然、長期的な観点からの反復訓練も織り交ぜていきたい。

今回の取り組むレパートリー中にも、 当然テノールとしてスピントしていかねば、曲の面白さが半減してしまうような箇所は多々ある。 全くの私見だが、発声習得中のある段階に達すると、 時折、声(というよりは響き)が、自分の身体を離れてゆく錯覚に見舞われることがある。

この感覚は、私にとって忘れがたく快い音楽体験として、 声楽や合唱から足を洗いたくとも洗えない大きな楔となって私の心奥深くに突き刺さっている。

ここで少々乱暴な比喩だが、それは飛行機の原理に似ているところがあるように思うのだ。 飛行機が浮揚するとき、推力を得るためのエンジンばかり強くしたり、馬力を上げても、 それを揚力に変換するべき、所定の強度を持つ機体が、技術的に確立されていなければ、 満足な飛行はおぼつかないだろう。

いろんな諸元のバランスをとりながら、自由空間を飛行し続けてゆく技術。 ある条件が揃った場合にのみ、あなたの声は浮揚することだろう。 それを探す旅は、一生続くのだろう。

2.パート練習
3.アンサンブル
パート練習後に残された1時間半のうち、1時間10分余りを「石家荘にて」に費やす。 今回は出席が14名。 ベース3名というのは、演奏会でのオンステ予定8名に比し、著しく少なく、 冒頭のベースメロディをろうろうと奏でて歌いきるには技術的に困難と言えるだろう。

音色やピッチがなかなか整合せず苦心することとなり、 自ずからベース系のための練習時間の比重が高まってゆく。

この曲での、指揮者からの指摘事項も九割方は、過去の指摘事項の焼き直しである。 しかも、難しいことはあまり言われていない。 基本的なことばかりだ。 ひょっとしたら、我々には歌のセンスがないのではと思うほどの、 同じ事の言われ様である。(ストレスたまる人はたまるんだろーなー)

そして、練習に時間を割いたわりには、効果の上がらぬもどかしさ・・・。 ようやく1時間以上を経過して指揮者からOKを得るも、この14名でのOKの価値というものは、本日欠席したメンバーと次回以降の練習で合流してから、 果たしてどのように生きてくるのか不透明だ。

今日の成果はあったのだろうか。 5~6年前の団員10名前後の時代には、このくらいの人数など当然であったものだが、 1パート4名以下という環境は、よほど技術がないと、声が溶け合わない。

溶け合っても、今度はレガートさに欠けたり、フォルテが効かなかったり、 歌えば歌うほど矛盾に苦しみ悪循環にはまる局面に陥りやすいものだ。

残りの練習回数は10回を切った。 1ステージあたりにしてみれば、高々3回分の練習。 何もいたずらに残り時間を言いつのって、危機感を煽り出そうとしているのではない。

とにかく、みんなと一緒に、もっと練習を頑張りたいだけ! みんながいなけりゃ、練習にならないから。 野球とかと違って、あるメンバーの守備範囲を、他の誰かが守ってやれないから。

あと六十数日後には、間違いなくお客様が聴きにやってくる。 もう、自分の事をかまっていられる時間など、本当はないのだ。

■連絡事項
(指揮者より)
・次回、ピアニストの都合がよければ、ピアノとの合わせとなる。
・ピアノ曲二曲を必ず持参のこと。

(事務局より)
・次回練習は9月26(場所は生涯学習センター)

 

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